2015年 01月 05日
人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる |
正月5日、官庁仕事始め。大阪は晴天なり。
人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる。(サミュエル・ウルマン)
人はいつの世にあっても、三つの生き方のどれかを選んできた。
第1の道は、この世を浮世や苦難の世界とみて、「俗世を棄てる道」である。キリスト教には天国があるし、イスラム教には自分の運命をアッラーに委ねる。仏教にいたっては慈悲にすがり、極楽浄土を望んでいて、次の世界を追い求めている。
第2の道は、それとは反対に、この世に理想的な社会をつくろうという意欲に満ちた生き方である。「世界の改良と完成」である。人類は18世紀になってからこの道を開き、現代へとつないでいる。科学技術はその代表格だ。
第3の道は、「より美しい世界への道」である。夢見ることによって世界を美しく変えようとする道だ。現実からの逃避のようでもあり、現実へ働きかけているようにもみえる。これは多くの芸術家が選ぶ道だ。
では、サミュエル・ウルマンはこの三つの道のいずれを歩こうとしたのであろうか。
彼が残した「人の信念」とは第2の道を切り開いていこうという信念のことであろうか。
はじめに上げた言葉のつづきに「人は自信とともに若く、恐怖とともに朽ちる。青年は希望とともに若く、失望とともに朽ち果てる」といっている。まさに、現実を直視した厳しい言葉だ。
だれもがもっている疑惑や恐怖は人を弱らせるし、逆に信念や自信は人を強くする。日本ではバブル崩壊後、社会秩序が乱れ、かつ疑惑と消極性とが蔓延している。
日本を変えようという運動が芽生え始めてはいるが、まだ緒についたばかりである。あなたがその仲間になり道を切り開いていくようになればその運動は前進するだろう。
人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる。(サミュエル・ウルマン)
人はいつの世にあっても、三つの生き方のどれかを選んできた。
第1の道は、この世を浮世や苦難の世界とみて、「俗世を棄てる道」である。キリスト教には天国があるし、イスラム教には自分の運命をアッラーに委ねる。仏教にいたっては慈悲にすがり、極楽浄土を望んでいて、次の世界を追い求めている。
第2の道は、それとは反対に、この世に理想的な社会をつくろうという意欲に満ちた生き方である。「世界の改良と完成」である。人類は18世紀になってからこの道を開き、現代へとつないでいる。科学技術はその代表格だ。
第3の道は、「より美しい世界への道」である。夢見ることによって世界を美しく変えようとする道だ。現実からの逃避のようでもあり、現実へ働きかけているようにもみえる。これは多くの芸術家が選ぶ道だ。
では、サミュエル・ウルマンはこの三つの道のいずれを歩こうとしたのであろうか。
彼が残した「人の信念」とは第2の道を切り開いていこうという信念のことであろうか。
はじめに上げた言葉のつづきに「人は自信とともに若く、恐怖とともに朽ちる。青年は希望とともに若く、失望とともに朽ち果てる」といっている。まさに、現実を直視した厳しい言葉だ。
だれもがもっている疑惑や恐怖は人を弱らせるし、逆に信念や自信は人を強くする。日本ではバブル崩壊後、社会秩序が乱れ、かつ疑惑と消極性とが蔓延している。
日本を変えようという運動が芽生え始めてはいるが、まだ緒についたばかりである。あなたがその仲間になり道を切り開いていくようになればその運動は前進するだろう。
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by tukini14kumo
| 2015-01-05 22:13